The Victorian Tea Room

純銀製（925）手彫りエンボシング⋆の蓋、細かく手でカットされたが見事なクリスタルグラスのパフュームボトルをご紹介いたします。

アセイオフィス：バーミンガム
制作年：1898年
製作者：Colen Hewer Cheshire

非常に繊細で細かなクリスタルグラスのカットが圧巻です。光が当たるとグラスに反射されてキラキラと輝き、カットグラスは電気がなかったヴィクトリア時代の部屋を明るくする効果がありました。当時の女性の寝室の鏡台には、ハンドカットのクリスタルグラスの入れ物がいくつも置かれ、陽の光や、オイルランプに照らされて、キラキラと輝くお部屋で、外出の支度をされていたのでしょう。

同じくクリスタルグラスで作られた小さな内蓋ももちろん手で丁寧にカットされ、ピタリと銀のフレームに収まります。
エンボシング⋆にマッティング⋆⋆と呼ばれる彫刻の技法をからめた純銀のふた部分のお花とスクロールも、制作するのに大変な手間がかかっており、ヴィクトリア時代の職人さんの腕の確かさがわかる、素晴らしいお品です。

⋆エンボシングとは外側と内側両方から打ち出す彫刻法で、モチーフがくっきり浮き出るのが特徴です。このお品は内側にも非常に技術の高い、美しい彫刻が施されています。
⋆⋆マッティングとは小さな金づちで打ち込む彫刻法でバックグラウンドの表面を点状に潰す事により、モチーフされたエンボシングを引き立たせる効果に使われます。

こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）

サイズ
横幅（円部分の直径）：約8cm
高さ：約 16.5cm
重量　約473g