The Victorian Tea Room

純銀製（925）1874年制作、特級レベル　非常に珍しく美しい、フルーテッド装飾（縦溝装飾）のティー＆コーヒーセットをご紹介いたします。

アセイオフィス：ロンドン
制作年：1874年
制作者：Thomas Bradbury & Sons 1770年代までさかのぼれるシェフィールドの老舗シルバースミスです。


一目見て、ハッとするほどエレガントなデザインのティー＆コーヒーセットです。　非常に珍しいデザインで、　1871年にこのメーカーがデザイン登録（ほかの会社が許可なしにこのデザインを使えないようにするため）しており、底に刻印があります。


一般的な縦溝装飾は型で作られるものも多いですが、このセットは、円形の銀の板をたわめながら、全て手作りで作られています。手でたわめながら同じサイズの縦溝を作っていくのは、非常に高い技術が必要とのことで、デザイン登録しなくてもまねされる心配はなかったかもしれませんね（笑）スパウトも型でなく、手で、たわめられたものだと思います。

そういったことからか、このデザインのティーセット、コーヒーセットはほとんど見かけません。このお品の委託主である、ロンドンの1930年創業の純銀アンティーク専門店のオーナーさんは、「過去にシルバープレートの同じデザインのものを見たことがあるだけ。ほかには一度も見たことがない」とのことです。

トップとボトムに二段ずつ、お花模様のようなブライトカットを配し、その間には細かなビーズ装飾で飾られています。

蓋の部分にもブライトカット彫刻が細かく入れられています。蝶番は表から見えないような隠し蝶番になっています。

非常に高い技術で製作され、純銀工芸品として、特級レベルであるというだけでなく、だれもが感嘆する凛とした端正な美しさ気品を持つ、たぐいまれなティー＆コーヒーセットです。

ポットの内側の底、外側底部には大変小さなシミ、キズ跡がありますが、恐らく、近年になってプロによるポリッシュと受けたと思われる、非常に綺麗なエクセレントコンディション。シュガーポット、クリームジャグの内側の金鍍金も綺麗に残っています。シュガーポットの内側の底に2mm程度の小さなシミがありますが、気にならない程度かと思います。

この商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。

こちらの商品はロンドンの老舗高級アンティーク銀器店との合同販売となっております。在庫チェックは常にしておりますが、ロンドンの実店舗でも販売されているものですので、まれに行き違いで売り切れとなっている場合がございます。　近い将来などにお買い上げをご希望の場合は、予約等をお勧めいたします。

銀器は減価償却の対象となります。償却期間は5年です。
償却後の売却をご希望の場合は、ご相談にのります。
ペイパルによるクレジットカード払いを受け付けています

こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。（全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。）


サイズ

ティーポット
幅：　約　24cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約　13cm（底の直径）
高さ：約　15cm（摘みのトップまで）
重さ：約　612g


コーヒーポット（または、ホットウォータージャグ）
幅：　約　21.5cm（注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約　11.8cm（底の直径）
高さ：約　22cm（摘みのトップまで）
重さ：約　680g


シュガーポット

幅： 約　16.5cm（ハンドルの端から端まで）
口径：約　8.5cm
奥行：約　10cm（底の直径）
高さ：約　12.5cm（ハンドルの一番高いところまで）
重さ：約　306g

クリームジャグ
幅： 約　11.6cm（注ぎ口からハンドルの端まで）
口径：約 5.4cm
奥行：約 7.1cm（最大値）
高さ：約　12.2cm（ハンドルの一番高いところまで）
重さ：約　201g