The Victorian Tea Room

日本での展示会は、おかげさまで大好評のうちに終えることが出来ました。
忙しいところ、ご来場くださいましたお客様には、本当にありがとうございました。

ようやく時差ボケもなおって、イギリスに送り戻した商品もぼちぼち戻ってきております。

また、イギリスでもクリスマスが近づいているためか、新入荷のものが多く出回ってきており、普段、あまり目にできないような素晴らしい銀器も出てきております。




今回、ご紹介させていただいているのは

純銀器が　2種類、シルバープレートが4種類ですが、どれも珠玉の逸品と呼べる、素晴らしいものばかりです。

まずは、純銀製のバチェラーサイズ、ティー＆コーヒーセット。いかにもヴィクトリア時代らしい、豪華なお花の彫刻のティーポット、コーヒーポット、シュガーポット、クリームジャグ、トレイの5点セットです。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1500

トレイはもともとは同じセットではなかったようですが、お花のデザインが非常によく似ており、かなり昔からセットとして、扱われていたようです。トレイの縁飾り、ティーセットの彫刻、いずれもハンドチェイシング（のみとハンマーによる打ち出し彫刻）によるものでディーテイルが見事な特級品です。


次は、Mappin & Webb社製、ペアの総透かしのバスケットです。これは制作が1917年とちょうど100年前、アンティーク品になったばかりのお品ですが、この透かしのディーテイルはMappin & Webb社のものの中でも特上に部類されるものだと思います。　これだけの総透かしなのに、重さが二つで1.5キロ以上、と重量感も素晴らしいです。

間違いなく、今年当店に出てきた銀器のトップに君臨する銀器の一つだと思います。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1504

また、シルバープレート製品は、4点ございますが、これもどれもがとても特別なお品々です。

ルイスタイル、ヴィクトリアンロココスタイルの　鳥の摘みと薔薇の彫刻が美しいティー3点セット、これは、
脚の部分も透かし細工のもので、一番人気のあるデザインです。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1494

Walker & Hall のお花の彫刻、ハンドル付きのエッグカップスタンドセット。これは、ハンドル付きがものすごく珍しく、お花の彫刻と相まって、とても可愛らしいセットです。　ハンドルが付いているために、エッグカップとしてだけでなく、アミューズブーシュや、お口直しのシャーベット、小さなデザートなど、いろいろなことに使えそうなお品です。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1502

打ち出し彫刻が見事なビスケットボックス。
これは、非常に特別なビスケットボックスです。純銀に施された細工かと思うほど、細かく精巧なチェイシングにため息が出ます。また、裏面は対照的に鏡面の美しさが強調され、対照的な美がとてもうまく融合している作品だと思います。キズもほとんど見当たらない、エクセレントコンディション。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1503

そして、最後はシェル型のビスケットウォーマーです。
残念なことに、最近は中国製の粗悪なリプロダクションが出回ってきており、安めのお値段で紹介しているところもあるようですが、やはり、ビスケットウォーマーは本物を持ちたいもの。当店では、リプロのものは絶対にご紹介いたしません。こちらのお品はボウルの内側は、金鍍金はされておりませんが、追加料金にて可能です。

http://victoriantearoom.ocnk.net/product/1505