純銀製(925) 総金鍍金 キングスパターンの中のアワーグラスと呼ばれるデザインのデザートカトラリーセットです。ジョージアンからヴィクトリア時代のお品になります。
貴族のおうちから出たものですが、貴族は昔から純銀のカトラリーを代々使い続けていきますので、セットがかけてきたら、別の同じパターンのものを買い足して使っていきます。そのため、柄は一緒でも年代、メーカーが違うということがよくあります。
こちらのお品は、トラファルガー海戦で有名なネルソン提督の親戚にあたる、Josiah Nisbet のコレクションから出たものです。
デザートスプーン6本 1848年 アセイオフィス ロンドン シルバースミス E. Eaton
デザートフォーク6本 1834年 アセイオフィス ロンドン シルバースミス M. Chawner
デザートナイフ 6本 1818年 アセイオフィス ロンドン シルバースミス Paul Storr
いずれも貴族お抱えの、ロンドンの小規模の工房シルバースミスで、特にStorr とChawnerはその時代のトップクラスのシルバースミスで、1851年の大英帝国万国博覧会でもフラットウェアの専門シルバースミスとして、出展し、好評を博しています。
状態:近年になって、金鍍金のかけなおしをしたか、ほとんど使用していなかったようで、キズらしいキズはありません。こういった、純銀のナイフハンドルは中が空洞のため、へこみキズが簡単につきやすく、非常に直しにくいのですが、こちらの品にはほんの数か所しかないし、このナイフが一番古く、200年近くを経ていますので、おそらく、ほとんど使われていなかったのだと推測いたします。
金鍍金の装飾のエッジ部分(出っぱっている部分)はどうしても磨いているうちに薄れてきます。こちらのお品もエッジ部分に少々の金鍍金のロスがございますが、肉眼ではほとんどわからないほどだと思います。
こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
デザートスプーン
長さ;約18cm
重さ;約64g
デザートフォーク
長さ;約18cm
重さ;約66g
ナイフ
長さ:約21.5cm
重さ:約58g
総重量;1147g