純銀製(925)、1895-1896年、ヴィクトリアンロココスタイルのの細かい透かし細工とチェイシング(ノミとハンマーによる、手作業の彫刻技法)がとても豪華なペアのシェル型ジャムディッシュと、おそろいのペアジャムスプーンのセットをご紹介いたします。
アセイオフィス:バーミンガム
制作年:1895年から1896年(一つのディッシュのみ1895年制作)
製作者:Henry Atkin (Atkins Brothers)
メーカーはAtkin Brothers. 1750年代にまでさかのぼれる、シェフィールドの
イギリスを代表するシルバースミスのひとつです。
イギリスのシルバースミスは、イギリスが一番繁栄していた、ビクトリア時代に創業したところが多いのですが、18世紀から続いている老舗は、中産階級の人々が富を得るようになる前、銀製品を所有することが王侯貴族と大金持ちの特権であった時代から、彼らのためのシルバースミスだったのです。
特にこのAtkin Brothersは質の高い職人がいることで有名でした。それは彫刻だけでなく、このお品の美しいフォルム、純銀の板をたわめながら完璧なシェルの形に形成するなど、金属工芸としての技術の高さに見てとれます。
トップからボトムまでの長さが約15cm ジャムディッシュとしてはかなりたっぷりした大きさです。ロココを基調とした、お花とスクロールの透かし細工がとっても豪華です。淵にも細かい彫刻があしらわれています。
シェル型のスプーンも、パーフェクトな形のシェルのボウルにお花の彫刻、ねじりハンドル、オンスロウパターンの柄、とほれぼれとしてしまう美しさ。
アフタヌーンティー用にジャムと、クロテッドクリームのディッシュとして使われても素敵。
きっと、いろんなことに使いまわしがききます。
少々の磨きキズ程度のエクセレントコンディション。
長さ: トップからボトムまで 約15.2cm
幅: 最大値 約13.5cm
重さ 2つで 約206g
ジャムスプーン
長さ:15.2cm
ボウルの長さ:約5cm
重さ:約65g(2本)
こちらの商品はイギリスからのサインつき書留航空郵送料が無料です。
共箱付き。