純銀製(925)、ウィリアム四世 1834年制作のハンドチェイシング(手作業による打ち出し彫刻)による、お花とスクロールのロココスタイルの胡椒入れをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1834年
製作者:Jonathan Hayne
Jonathan Hayne は1758年創業の非常に古い、工房タイプのシルバースミスです。もちろん、この当時のことですから、貴族やお金持ちお抱えの工房だったと思います。1865年ごろまで活動していました。
もちろん、塩入れとしても使えるのですが、この当時は塩入れはオープンタイプの深めの小さな入れ物を使ってスプーンでかけていました。
このようなクローズドタイプのものは胡椒入れと決まっていたようです。
薔薇のフィニエルがとてもきれいで、周りのお花とスクロールのロココスタイル彫刻と相まって、とても素敵な胡椒入れです。フット部分にもお花と葉模様の打ち出し彫刻があります。
胡椒入れですので、小さなものですが、小さな縁部分の彫刻もミニチュアのように細かく手彫りで彫られており、すべて手作りで作られた、アンティーク銀器収集家の方にお勧めしたい、素晴らしい逸品です。
内側は金鍍金されており、とてもきれいな状態で残っています。
目立つようなキズもない、素晴らしいエクセレントコンディション。
こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
高さ:約9.5cm
直径:約6cm(一番広いところ)
口径:約3.6cm
重さ:約84g