ヴィクトリアンロココのデザインのとっても華やかで美しい、コーヒーポットと、クリーマーのセットをご紹介いたします。
このポットとクリーマーの、両面に施された美しい彫刻はチェイシングという技法で、すべて職人の手作業によるノミとハンマーを使った打ち出し彫刻です。アップの写真を見ていただけるとわかりますが、ものすごく細かい模様が花びらや葉を立体的に見せています。当時の職人の質の高さがよくわかると思います。ふたにもこちらにはフラットチェイシングという、あまり凹凸をつけない打ち出し彫刻の技術でお花の彫刻が施されています。ハンドルの断熱材は象牙となります。
このようなロココスタイルはリバイバルとして19世紀中ごろ1840年くらいから1870年ごろまでビクトリア時代初期、中期に非常に流行りました。
シルバープレートのものの場合、通常は製造年の刻印は無いのですが、こちらのお品は誰かに記念で贈られたもののようで、1866年の刻印がございます。
146年を経たお品ですが、コンディションはすばらしく、ほんの少しの擦りキズが1,2箇所見られる程度で、あとはほとんどキズが見られません。使用キズもほとんど見られませんので、未使用か、ほとんど使用されていなかったものと思います。
ポットとクリーマーの内側は、近年になってシルバースミスの手できれいにクリーニングしてありますので、とてもきれいです。すぐにご使用いただけます。
この優美なコーヒーポットセットは、キャビネットに飾っても、食卓でお客様をおもてなししても、華やかな存在感をかもし出してくれるでしょう。もちろん、ティーポットとしてお使いになっても良いかと思います。
ぜひ、この機会にあなたのコレクションに加えてください。
サイズ
コーヒーポット
幅 約23.8cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
高さ 約26cm (ふたの摘みのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約911g
クリーマー
幅 約10cm(一番広いところ)
高さ 約13cm
重さ 約297g
こちらの商品は送料無料となります。