1903年、ヴィクトリアンロココスタイルのの細かい透かし細工とチェイシング(ノミとハンマーによる、手作業の彫刻技法)がとても豪華なシェル型のディッシュをご紹介いたします。
アセイオフィス:シェフィールド
制作年:
製作者:Atkins Brothers その当時の経営者、Henry Atkin のイニシャルがあります。
メーカーはAtkin Brothers. 1750年代にまでさかのぼれる、シェフィールドの
イギリスを代表するシルバースミスのひとつです。
イギリスのシルバースミスは、イギリスが一番繁栄していた、ビクトリア時代に創業したところが多いのですが、18世紀から続いている老舗は、中産階級の人々が富を得るようになる前、銀製品を所有することが王侯貴族と大金持ちの特権であった時代から、彼らのためのシルバースミスだったのです。
特にこのAtkin Brothersは質の高い職人がいることで有名でした。それは彫刻だけでなく、このお品の美しいフォルム、純銀の板をたわめながら完璧なシェルの形に形成するなど、金属工芸としての技術の高さに見てとれます。ピアッシングもひとつずつ丁寧にパンチであけています。
226gと、しっかりした重量感があります。
トップからボトムまでの長さが24.8cmとかなりたっぷりした大きさです。ロココを基調とした、お花とスクロールの透かし細工がとっても豪華です。淵にも細かい彫刻があしらわれています。
細工がとても美しいものですので、キャビネットに飾っていただいても素敵ですし、もちろん、パンやお菓子、またはストロベリーなどの果物ををいれてサーブしてもすてきですね。
状態は、プロのポリッシュを経たエクセレントコンディションです。120年前のものとは思われない、素晴らしいコンディションです。
こちらの商品はイギリスからの保険、追跡付き国際郵送料が無料です。
このページの最後に商品の動画もございます。ぜひご覧ください。
サイズ
長さ: トップからボトムまで 約24.8cm(最大値)
幅: 最大値 約20cm
重さ 約226g