ヴィクトリア時代後期のものと思われる、手彫りエングレービングによるお花と葉のガーランド、スクロール装飾が素敵なティーセットをご紹介いたします。
メーカーは、ヴィクトリア時代のトップシルバースミスの一つ、Atkins Brothers
Atkins Brothers はイギリスを代表する、シェフィールドの老舗シルバースミス。18世紀中ごろから貴族やお金持ちのためのシルバースミスとして純銀製品を多く制作してきましたが、ヴィクトリア時代中頃に電気メッキ製法が発明されると、数多くのシルバープレート製品を制作するようになりました。
しかし、Atkins Brothersはヴィクトリア時代後期にタケノコのように出てきた一般的なシルバースミスと違い、長年、貴族や大金持ちの家のために作ってきた純銀製品を作るために培ってきた技術を最大限に使い、すべて手作りで丁寧に作られた純銀製品とそん色のないシルバープレート製品を作っていました。
こちらのお品もその名に恥じない、躍動感のある素晴らしいハンドチェイス(ノミとハンマーによる打ち出し彫刻)で装飾されています。
状態:現在の状態はオリジナルの状態でところどころにプレートのロスやへこみのある部分がございますが、へこみをなるべく目立たないように直し、純銀のかけなおしをしてからの発送となります。
シュガーポットと、クリームジャグは内側の金鍍金が所々残っておりますが、純銀のかけ直しをすると、残っている金鍍金は失われます。新たに金鍍金をかけなおす場合は、4000円の追加料金で承ります。
ご注文から発送まで、10日前後かかりますことご了承ください。
こちらの商品は、イギリスからのの追跡保険付き航空郵送料が無料です。
サイズ
ティーポット
幅:約2cm(注ぎ口からハンドルの一番広いところ)
奥行:12.5cm
高さ:約15cm(摘みのトップまで)約9.2cm(縁まで)
重さ:約750g
容量:約1.2ℓ
シュガーポット
幅:約19cm
奥行:約9cm
高さ:約9.3cm(ハンドルの一番トップまで) 約9.7cm(中央付近の縁まで)
重さ:約301g
クリームジャグ
幅:約14.3cm(注ぎ口からハンドルの一番広いところ)
奥行:約7cm
高さ:約8.5cm(ハンドルの一番トップまで) 約6.5cm(中央付近の縁まで)
重さ:約301g