とてもエレガントな純銀製のバターナイフです。
メーカーはWilliam Hutton & Sons1800年から1930年ごろまで、130年の長きにわたって活躍したシェフィールその老舗メーカーです。1884年のホールマークがございます。
アセイオフィスはロンドンです。当時、とても大きなメーカーだったので、ロンドンにも支店があったのでしょう。
ホールマークの横にはヴィクトリア女王の横顔が刻印されており、これは純銀製品など、高級品に義務付けられた税金を納めたしるしです。
このお品は、箱の表側もとてもきれいな状態で、中を開けると内張りのベルベットや、シルク生地にもまったくしみや、破れなどがありません。
そして、ナイフ自身もおそらく未使用品。磨いてはいますので、磨きキズはございますが、使用キズと思われるものはほんの1,2本のスレ程度です。エクセレントコンディション。たぶん、ケースにしまわれて、長いこと開けられていなかったものだと思います。
白蝶貝は丁寧にスパイラル状に彫刻され、そのために面が増えてとても美しい光を放ちます。
とても大ぶりなナイフです。長さはデザートナイフくらいの長さはゆうにありますので、
ケーキナイフとして使ったり、いろいろなシーンで活躍しそうです。
サイズ
長さ: 約20cm
重さ: 約50g