シルバープレート製 ヴィクトリア時代後期のものと思われる、縁のフリルとのお花のハンドチェイシングがとても素敵なティー3点セットをご紹介いたします。
メーカーは1866年に創業したシェフィールドの有名なシルバースミス、
James Deakin & Sonsです。
フリルのついた縁取りと、ハンドチェイシング(ノミとハンマーを使い、凹凸をつけながらモチーフを浮き立たせる打ち出し彫刻法)による連続した花模様とスクロールがにあしらわれた素敵なティーセットです。
ティーポットの上部と蓋の部分にには、フラットチェイシング⋆された幾何学的な繰り返しのパターンデザインが丁寧に彫刻されています。
こちらの商品は、近年になって純銀のかけ直しをした、エクセレントコンディション。シュガーポットとクリームジャグに施された内側の金鍍金も綺麗に残っており、少々のすれはございますが、目立つキズやシルバープレートのはがれなどないとても良い状態のお品です。木で作られたハンドルと摘み部分は、しっかりとついており、ゆるみもありません。
この商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料となります。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
*フラットチェイシングとは、ハンドチェイシングと同じノミとハンマーで彫刻する技法ながら、モチーフに凹凸をつけずに彫刻刀による切り出し彫刻のような効果を狙った彫刻技法。サルヴァの盆面やポットの蓋や縁など、ボリュームをつけずに装飾をつけたい場所によく使われる。
ティーポット
幅:約28.8cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約11.3cm
高さ:約15.6cm(摘みまで)
重さ:約722g
シュガーポット
直径:約18.2cm(ハンドルの端から端まで)
高さ:約10.8cm(縁まで)約12.5cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約405g
クリームジャグ
幅:約12.5cm(注ぎ口からハンドルの端まで)
奥行:約7.2cm(最大値)
高さ:約10.2cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約202g