シルバープレート 1881年製作 エルキントン作の 特級レベルのハンドエングレービング大型トレイをご紹介いたします。
エルキントンのシルバープレート銀器には独自のデートレターをつけているものが多く、それによると、こちらのお品は1881年に制作したものだということがわかります。
ティーポット、コーヒーポット、クリームジャグ、シュガーポット、ケトルの5点セットや、ティー&コーヒー4点セットプラスカップ&ソーサーが3点くらいは乗せられる大きさのトレイです。重さが相当ありますので、運ぶためのトレイではなく、ポットやカップなどを載せておくためのトレイです。
写真で見ていただければすぐわかる、圧巻レベルのトップクオリティーのハンドエングレービング(ニードルや彫刻刀を使った手彫り技法)です。エレガントかつ、躍動感のあるスクロールにお花をあしらったデザイン。
鋳金細工のハンドルも見事です。
現代のシルバープレート電気メッキ製法を1841年に発明し、商品化したエルキントンは並みならぬ情熱を電気メッキ製法のシルバープレートに傾けていたと見えます。
普及品も作っていましたが、このお品のように純銀のものとまるっきり同じ技術で、純銀のものと同じトップクオリティーのシルバープレートの銀器を作っていました。ヴィクトリア女王がイギリス王家のすべての純銀器のコピーをシルバープレートでエルキントンに作らせたとのことですので、エルキントンの技術の高さはおしてしるべしでしょう。
こちらのお品はごく最近、トップクオリティーのシルバースミスによる純銀のかけ直しが行われています。目立つようなキズやスレなどない、エクセレントコンディションです。
こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き国際宅配便が無料です。
サイズ
長さ:約73.5cm(ハンドルの端から端まで)
長さ:約61cm(トレイの端から端まで)
幅: 約47.2cm(最大値)
重さ:3.8kgs