ヴィクトリア時代、ふくろうとお花のモチーフがかわいらしいシルバープレート、ハンドカットクリスタルグラスジャムポットをご紹介いたします。
シルバースミスはMark Willis. シェフィールドで1872年から1885年ごろまで活躍したシルバーメーカーです。純銀のフラットウェア(カトラリー類)やシルバープレート製の小物類を作っていたようです。
正面には小さなかわいいふくろう、サイドのハンドルにはお花のモチーフで飾られています。蓋は手彫り(エングレーヴメント)のお花と葉っぱのガーランドです。 フルーティッド(縦溝型)のおしゃれな脚も素敵です。
グラスはヴィクトリア時代のオリジナルで、クリスタルグラスに非常に細かいカットが施されています。もちろん全てハンドカットです。
本当にヴィクトリア時代の職人の仕事というのはいつまで見ていても飽きないものが多いのですが、こちらのグラスも、カットのあまりの正確さにため息が出てしまいます。
思わず機械でやったのではないかと思ってしまいますが、機械ではこのような複雑なカットはできず、また、一つ一つの形は少しずつ違っています。
銀製品とグラスは相性です。お互いにリフレクトしあって光が当たると美しい光を放ちます。
コンディションは近年に純銀のかけなおしをしたエクセレントコンディション。
グラスは淵に一箇所、非常に小さい、言われなければわからないほどのチップがございます。カットグラスはカットが細かければ細かいほど、経年につれチップが入りやすいものですが、こちらのお品はその一箇所以外にはチップは見られません。ヴィクトリア時代のアンティークとしては、とても素晴らしいエクセレントコンディションです。
日本の方が使われるジャムポットとしては大きめなので、トリュフなどのチョコレート、角砂糖など用のシュガーポット、などにもいいかもしれません。
サイズ
グラス
直径: 約10.5cm
高さ: 約6cm
フレーム
幅: 約18.5cm(ハンドルからハンドルまで)
高さ: 約10.5cm(蓋の摘みのトップまで)
全体の重さ 約540g
こちらの商品はイギリスからの保険つき書留航空郵送料が無料です。