ヴィクトリア時代中期のものと思われる、ゴージャスなハンドチェイスド(手作業によるノミとハンマーによる打ち出し彫刻)の薔薇の彫刻が見事シルバープレート、ティーセットをご紹介いたします。
メーカーはWilliam Howe シェフィールドで1858年から1881年まで活躍していたシルバースミスです。
以前にこちらのセットとても良く似たティーセットを扱いました。少しづつデザインが違いますので、当時もデザインを真似る、というのはよくあったのでしょうね。
こちらのお品がまねをしたのかされたのかは今となってはわかりませんが、こちらのお品は彫刻が非常によくできています。薔薇と葉、スクロールのチェイシングがとても見事です。蓋、蓋の周りの淵にもフラットチェイシングの美しい装飾が施されていますが、蝶番の周り、スパウトやハンドルの回り、ベースの周りにも手を抜かずチェイシング装飾されています。
シュガーボウルとミルクジャグの装飾も見事です。
このお品は近年になって純銀のかけ直しをおこなっております。ティーポットの中は少々しみが残ってしまいましたが(中を全てきれいにかけなおすのはとても難しい)それ以外にはプレートのはがれなども無い、エクセレントコンディションです。ティーポットにはスクロールの下部分に小さな修理部分がございます。きれいに直してありますし、目立つものではございません。シルバーのはがれもございません。ハンドル部分に少々のゆるみがございますが、この時代のものとしては許容範囲だと思います。
ぜひ、この機会にこの優美なティーセットをあなたのコレクションに加えてください。お客様をおもてなしするのにぴったりのポットですし、アンティークのディスプレイとしてもすばらしいものです。
130年以上を経ているアンティーク品です。記載しております状態はアンティークとして、の状態ですので、新品同様にキズのないものをお求めの方は当店のお品はお勧めいたしません。
サイズ
ティーポット
幅 約27.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行き約16.5cm(最大値)
高さ 約15.5cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1リットル
重さ 約627g
シュガーポット
幅 約20cm(取っ手の端から端まで)
奥行き 約12cm(最大値)
高さ 約11.5cm(取っ手の一番高いところまで)
重さ 約318g
ミルクジャグ
幅 約10.8cm
奥行き 約8.5cm(最大値)
高さ 約13.5cm(取っ手の一番高いところまで)
重さ 約208g
こちらの商品は、イギリスからの保険付き書留航空郵送料が無料です。