シルバープレート製、ヴィクトリア時代中期、ティンスタイル、小さめでかわいらしい、バッチェラーサイズのティーケトルを見つけましたのでご紹介いたします。
メーカーの刻印や年代のわかるマークはございませんが、ギフトだったらしく、ケトルの真ん中にコメントが彫られており、それが1881年の事ですので、それ以前に制作されたものです。
これは、地域の住民からその協会区の牧師さんにあてられたもので、その奉仕に感謝するものです。もしかしたら、引退のプレゼントかもしれませんね。
小さくてもしっかりハンドエングレービングされたお花のガーランドと上下の周りや、蓋の縁まわりとスパウトのスクロール、も丁寧に彫刻されています。
状態は最近になって純銀のかけなおしをしたばかりのエクセレントコンディション。いるようです。ポットの内側はそこの縁のかかりに少々のむらかありますが、かかっていないのではなく、元の地金にむらがあったためと思います。
オイルポットは縁に少々のへこみがございます。
スタンドの脚の内側も地金にムラがあったようで、所々、ムラになっていますがシルバーがかかっていないわけではなく、何ミクロンの厚さでかかっているため、下の地金のムラが透けて見えているだけです。
こちらの商品はケトルとしての使用テストは行っておりません。 単純な構造ですので、オイルランプ用のオイルと芯を使用してご使用になることは問題ないと思われますが、お使いになる方の責任でのご使用となりますこと、ご了承ください。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
写真に写っているケトル、スタンド、オイルポット以外のものは商品には含まれません。
サイズ
幅:約21.5cm
奥行:約10.7cm
ケトルの高さ:約22.2cm(取っ手のトップまで)
全体の高さ:約約30cm