ヴィクトリア時代後期のものと思われる、ヴィクトリア時代を代表するシルバースミスの一つ、William Hutton & Son のハイヴィクトリアンデザインのスクロールボーダーと可愛らしいお花とスクロールのフラットチェイシングが素敵なスモールサルヴァをご紹介いたします。
フラットチェイシングとは、ハンドチェイシングと同じノミとハンマーで彫刻する技法ながら、モチーフに凹凸をつけずに彫刻刀による切り出し彫刻のような効果を狙った彫刻技法。サルヴァの盆面やポットの蓋や縁など、ボリュームをつけずに装飾をつけたい場所によく使われます。
こちらのサルヴァは約27cmの直径と小さめですが、小さめのサルヴァはワイングラスを置いたり、ワインボトルを置いたりにも使われましたが、執事が玄関口で、来客から、名刺やメッセージを預かって、ご主人様にお渡しするときにも使われたようです。
現代では、お一人用のティータイムに、または、ポットスタンドとして、またはプレートとして、お菓子や、オードブルを盛ったりするのに使えますね。 ティー関連の小物を乗せるのも素敵です。
ほかにも、いろいろ使いまわしがききそうなサイズだと思います。
こちらの商品は近年になって純銀のかけ直しをした、少々のスレ程度のエクセレントコンディション。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
サイズ
直径:約27cm(最大値)
内径:約22cm(最大値)
高さ:約3cm
重さ:約437g