ヴィクトリア時代、透かしとお花のチェイシングがかわいらしい、小さめのケーキバスケットをご紹介いたします。
イギリスではなぜかこういう形のバスケットをケーキバスケットと呼ぶことが多いようですが、もちろん、こういう形のものは手でつかんで食べれるような、バターケーキや、菓子パンのようなものを入れるのだと思います。
よく見かけるバスケットのサイズよりも小さめですので、これは家族のテーブルに飾る、というよりも個人用、お一人様用なのかな、と思います。
日本のご家庭にはちょうどいい大きさかもしれません。チェイシング、フラットチェイシングで施されたお花と葉っぱのモチーフがとてもかわいらしいです。ハンドルの部分にもかわいらしいお花のモチーフがあります。
淵の部分は鋳金による、スクロールデザインでピアッシング(透かし細工)が施されています。脚の形もかわいらしく、小さいながらとても凝ったつくりのものだと思います。
こちらのお品は最近純銀のかけ直しをしており、コンディションはエクセレントです。
ボウル部分にほんのちょっと、かけなおす前のキズの跡がございますが、目立つものではございません。
サイズ
直径: 約25cm
ボウル部分直径: 約10cm
高さ: 約6.5cm
取っ手を一番上にしたときのトップまでの高さ:約21cm
重さ:約553g