純銀製(925)アンティークシルバー、1821年ジョージ四世時代(ジョージアン)のアイルランド製(当時は大英帝国の一部)お花の打ち出し彫刻が見事なティーポットをご紹介いたします。
アセイオフィス:ダブリン
制作年:1821年
制作者:James Le Bas
アイルランドがまだ大英帝国の一部だったころのお品ですが、ほかの英国のものとホールマークが違います。真ん中に制作者の刻印、一番上はジョージ四世の横顔、右側に、スタンダードマーク(純銀925を保証するマーク)は王冠とハープを組み合わせたもの。左側はダブリンアセイオフィスのマークです。
全て手作業の打ち出し彫刻が見事です。バックグラウンドにはマッティングと呼ばれる、細かく点々をくまなくつけることにより、バックグラウンドのテクスチャーを変える技法を使っています。打ち出し彫刻も一つ一つ丁寧に打ち出しされており、スパウトや蓋部分にも細かなお花の打ち出し彫刻が施されています。脚部、スパウト注ぎ口近くの装飾、ハンドルの装飾、蓋周りの縁の装飾はアプライ技法という、手作りの鋳型で作られた、鋳金細工を溶接する技法を使っています。
手作りの鋳型で作られた、お花の摘みもとても素敵です。
少々のへこみキズが2か所程がございますが、できるだけへこみを直してからの発送となります。10日から2週間程度発送までお時間をいただきます。
それ以外は200年近くを経ているとは思われない、エクセレントコンディション
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズ
幅: 約 28.5cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約 15.5cm(最大値)
高さ:約 17.2cm(ハンドルのトップまで)
重さ:約 904g
容量:約 1ℓ