1895年、ヴィクトリアンロココスタイルのチェイシング(ノミとハンマーによる、手作業の彫刻技法)がとてもすてきなシェル型のディッシュをご紹介いたします。
アセイオフィス:シェフィールド
制作年:1910年
製作者:Atkins Brothers その当時の責任者、Henry Atkin のイニシャルがあります。
メーカーはAtkin Brothers. 1750年代にまでさかのぼれる、シェフィールドの
イギリスを代表するシルバースミスのひとつです。
イギリスのシルバースミスは、イギリスが一番繁栄していた、ビクトリア時代に創業したところが多いのですが、18世紀から続いている老舗は、中産階級の人々が富を得るようになる前、銀製品を所有することが王侯貴族と大金持ちの特権であった時代から、彼らのためのシルバースミスだったのです。
特にこのAtkin Brothersは質の高い職人がいることで有名でした。それは彫刻だけでなく、このお品の美しいフォルム、純銀の板をたわめながら完璧なシェルの形に形成するなど、金属工芸としての技術の高さに見てとれます。
この貝のディッシュは当時Atkins Brothers が出していたシリーズでいろいろなサイズがあります。
このサイズは、塩や、チャツネ、ジャムなどの調味料、または、ドレッシングルームで、イヤリングやアクセサリーを一時的に置くピンディッシュとして使われたかと思いますが、アフタヌーンティーのジャムや、クリームを盛るのにもぴったりなサイズです。
ほかにも小皿サイズ2点をアップしていますので、ご覧ください。
巻貝の脚部もとても素敵です。
1-2mm程度の小キズは数か所ございますものの、目立つキズなどなく、スレ跡も少ない、エクセレントコンディション。
こちらの商品はイギリスからの保険、追跡付き国際郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズがわかりやすいようにほかのサイズのものも、一緒にお見せしております。
サイズ
長さ: トップからボトムまで 約12cm(最大値)
幅: 最大値 約9.8cm
重さ 約62g
サイズがわかりやすいよう、ほかのサイズのものも一緒にお見せしております。