アンティークシルバー、純銀製(925)1900年、Atkins Brothers 制作、ヴィクトリアンロココスタイルのスクロールと薔薇を中心とした、お花のハンドチェイシング(ノミとハンマーによる手彫り彫刻)が素晴らしいシュガーバスケットです。
シュガーバスケットは単体の場合、ほとんどがデザートにかける用のお砂糖入れです。当時は果物が今ほど甘くなかったため、果物にもかけましたし、お砂糖をたくさん入れて作った甘いプディングやケーキにもまだ砂糖をかけて食べていた、という記録があります。ヴィクトリア時代後期の人たちにとって砂糖はぜいたく品というよりも必需品、それもかなり中毒になっていたようですね。
現代では、食後のチョコレートや、イチゴなどのベリー類を盛っても。 デザート用のソースや、グレイビーなどの食事用のソース入れとして使っても素敵です。
アセイオフィス:シェフィールド
制作年:1900年
制作者:Atkins Brothers
メーカーはAtkin Brothers. 1750年代にまでさかのぼれる、シェフィールドの
イギリスを代表するシルバースミスのひとつです。
イギリスのシルバースミスは、イギリスが一番繁栄していた、ビクトリア時代に創業したところが多いのですが、18世紀から続いている老舗は、中産階級の人々が富を得るようになる前、銀製品を所有することが王侯貴族と大金持ちの特権であった時代から、彼らのためのシルバースミスだったのです。
特にこのAtkin Brothersは質の高い職人がいることで有名でした。それは彫刻だけでなく、このお品の美しいフォルム、金属工芸としての技術の高さに見てとれます。
状態:近年になってプロのポリッシュを受けたばかりの、ほとんどキズらしいキズも見当たらない、非常に美しい、エクセレントコンディションです。
おそらく、内側の金鍍金のかけ直しもしたばかりかと思われます。
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(全画面表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズ
長さ:約15cm
奥行:約12cm
高さ:約10.1cm(縁の一番高いところ)
高さ:約17cm(ハンドルを一番上にした時のトップ)
重さ:約209g