ヴィクトリア時代、手作業によるチェイシング(ノミとハンマーによる打ち出し彫刻)とハンドルの鋳金細工が美しい、フラワーポットです。
年代的にはヴィクトリア時代、後期のものと思われます。メーカーはJohn Round & Sons
シェフィールドの老舗メーカーです。こちらの商品にはシェフィールド製をあらわす王冠マークがついています。この王冠マークはシェフィールドのアセイオフィス(純銀製品登録所)のマークと似ていて紛らわしいため、1897年以降は使用を禁止されています。そのため、こちらのお品は1897年以前のものだということがわかります。
薔薇、お花、葉とスクロールのチェイシングにダイナミックな葉の鋳金細工があいまって、とても豪華な逸品に仕上がっています。
状態は、このお品は近年になって純銀をかけなおしています。淵の内側部分、内側は銀がうまくかからなかったところがございます。写真で、しみのように見える部分がございますが、淵の部分が反射してできた影です。実際には何もありません。
中にグラスなどを入れれば、食卓などの花入れとしても使えます。
フラワーポットはなかなか見かけないものです。ぜひ、この機会にあなたのコレクションに加えてください。
この商品はイギリスからの保険付き書留航空郵送料が無料です。
サイズ
口径 約11.2cm(内側)
長さ:約19cm(取っ手から取ってまで)
高さ:約11.2cm
重さ:620g