アンティークシルバー、シルバープレート製、1878年制作 現在のシルバープレート(電気メッキ)製法を発明した、エルキントンの非常にクオリティーが高く、スタイルの美しいティー3点セットをご紹介いたします。
メーカーは1841年に電気めっき製法を発明した、Elkington & Co.
シルバープレートの歴史でもっとも重要な役割を果たしたシルバースミスです。1836年に創業したこのメーカーは1840年に現在でも使われている電気めっき製法を開発し、1851年の大英博覧会で全世界から脚光を浴びることになります。もちろん、ビクトリア女王の時代から王室御用達にも選ばれています。ヴィクトリア女王が英国王室が所有している純銀器すべてのコピーをシルバープレートでエルキントンに作らせたのは有名な話です。
すべて手彫り(ハンドエングレービング)によるスクロールと薔薇、お花と葉模様のスワッグ装飾がとてもエレガントで美しいティーケトルです。オーバルにアクセントを加えた形はトラディショナルなジョージアンスタイル。
このシルバープレートのティーセットは、純銀のものと全く同じ工程を踏んで時間をかけて作られております。蝶番も表から見えないような作るのに手間のかかる隠し蝶番になっています。シルバープレートの地金であるニッケルシルバーは純銀より硬く、ただのオーバル型に作るより、このような形に作るのはとても難しいものなんだそうです。摘みは水に強い木材を使っていますが、非常に珍しい形のもので、シルバープレートの装飾で縁取りされています。もちろん、手作りのものです。ティーポット、シュガーポット、クリームジャグのそれぞれの片側の真ん中には貴族の紋章が入っています。シルバープレートのもので、貴族の紋章の入っているものは少ないですが、このようなハイクオリティーのシルバープレート品に見られます。
エルキントンは全く同じデザインのものを純銀でも制作しており、エルキントンのシルバープレートにかける並々ならぬ意気込みを感じさせる力強い作品となっています。
シルバープレートのお品は通常は製昨年は刻印されていませんが、エルキントンは独自のデートレターを使っており、それによるとこのお品は1878年製作のものとなります。
こちらの商品は最近になって非常に高い技術で純銀のかけなおしをしたばかりのエクセレントコンディション。
ティーポットのの内側もそこの周りはかけなおす前のシミが少々透けて見えていますが、きれいにカバーされており、とてもきれいな状態です。注ぎ口も液だれせず、とてもきれいな弧を描いてお茶が注げます。
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズ
ティーポット
長さ :約28.5cm(注ぎ口から反対側のハンドルの端まで)
奥行き :約11cm
高さ :約16.8cm(摘みの一番上まで)
ティーポット容量 約800㎖
重さ:約704g
シュガーポット
長さ :約20.5cm (ハンドルからハンドルの端まで)
奥行き :約8cm
高さ :約9.4cm(ハンドルの一番高いところ)
重さ :約364g
クリームジャグ
長さ :約10.5cm
奥行き :約6cm
高さ :約13cm(ハンドルの一番高いところ)
重さ :約218g