アンティークシルバー、アンティーク銀器、ヴィクトリア時代後期のものと思われるヴィクトリアンロココスタイルの、デコラティブなこまかな打ち出し彫刻と縦溝装飾が素敵な、バチェラーサイズのティーケトルとスタンドのセットをご紹介いたします。
ティーケトルはお湯を沸かす道具ではありません。
昔はキッチンが地下にあり、階上の居間からは遠かったため、ティー用のお湯が冷めないように、沸かしたお湯をケトルにいれ、下からオイルのヒーターで温めておいたものです。 もちろん、全部、メイドがやってくれていたのですね。
こちらのお品はスタンダードサイズより、小さ目で、約1リットルのお湯が入るサイズです。約カップ4-5杯分ですね。 このような小さなサイズをバチェラーサイズと言います。
ケトルはスタンドに2か所のホルダーキーではめてあります。後ろのキーを外しただけで、簡単に傾けられるようになっています。
こちらのお品は、オイルと芯を入れるポットがついていますので、オイルランプなどのオイルと芯を使っていただければ、今でもティーケトルとしてお使いいただけると思いますが、テストはしておりません。
写真でご覧になれますように、オイルポットには芯を送り出すハンドルが付いておりますが実際に送り出せるかはテストしておりません。
実用としても使えると思いますが、オーナメントとしてテーブルディスプレイにお使いいただきますと、ティーテーブルがとても華やかになると思います。
メーカーはJames Deakin & Sons 1865年創業 1940年ごろまで活動していた、シェフィールドの老舗シルバースミスです。
EPNS (Electroplated Nickel Silver)の刻印がございます。
このお品はお花とスクロールの典型的なヴィクトリアンロココデザインで、チェイシング技法(ノミとハンマーによる手作業の打ち出し彫刻)で彫刻されています。
状態は、近年になって純銀のかけ直しをしたエクセレントコンディション。
アフタヌーンティーのテーブルを華やかに演出してくれる、とても素敵なティーケトル。
小さめで、全体の高さも31.5cm程度と、かわいらしく、日本のご家庭のテーブルにぴったりのサイズです。容量は1リットル程度です。
この機会にぜひ、あなたのコレクションに加えてください。
サイズ
幅 約22cm(注ぎ口から反対側の取っ手の一番丸みのあるところまで)
高さ 約31.5cm(全体的の高さ。取っ手の先まで)
ケトルの高さ 約22cm(取っ手の先まで)
ケトルの容量 約1リットル
重さ:約1210g
こちらのお品はイギリスからの追跡記録付き航空郵送料が無料です。
火を使ったテストはしておりませんので、オイルポットに火をつけてお使いになる場合は、ご使用になる方ご自身の責任にてお使いください。