アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 1849年ヴィクトリア時代初期制作、ハンドエングレービングの清楚なお花と葉模様の彫刻がエレガントな、特級レベルの洋ナシ形のティー&コーヒー4点セットをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1849年
制作者:Charles Reily & George Storer
Charles Reily はウィリアム4世からヴィクトリア時代にかけて活動していたロンドンのシルバースミス。 小さめながらグレードの高い銀器を制作しており、当時の王侯貴族御用達でした。
洋ナシ型のティーセットですが、こちらのお品のように8つの面を作るために手作業で銀を折り目を作るのはかなり難しいのだそうです。ふたの部分も小さい部分ながら同じように面を作って本体とぴったり合うようにしてあります。
彫刻はハンドエングレービングという彫刻針を使った彫刻技法で、お花と葉模様の彫刻を全面に施していますが、ジョージアンからヴィクトリアンに見られた技法で、葉や、お花の一部分に細かな線を入れることで陰影を作り、彫刻に奥行きを出しています。全面に彫刻がある割には凹凸のある打ち出し彫刻などよりも派手にならず清楚な印象の彫刻となっています。
摘みは広い台座部分に美しい透かし模様が入った、かなり凝ったものです。
脚部にはスクロール装飾にカールアップした猫足、透かし細工が入っており、とてもエレガント。
スクロールを組み合わせたハンドル。あまり派手ではありませんが、4つくらいの鋳金細工を重ねて形作っています。
スパウトはこれも縦の折山をたくさんつけ、根元の部分はスクロール装飾となっています。
近年になって、プロの磨き出しを受けたと思われる、ほんの少々のスレが見られる程度のエクセレントコンディション。繊細な彫刻に影響がない程度の磨きですので、新品のようにはしておりませんが、この時代のお品物に合った磨き方をしています。ティーポットの摘みがほんのちょっと傾いておりますので、これはできるだけ傾きを無くします。
シュガーポットとクリームジャグの内側のギルディングもきれいに残っています。
配送は追跡付きの国際宅配便です。
ヴィクトリア時代初期のお花と葉模様の彫刻がとてもエレガントなティー&コーヒーセットです。
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サイズ
純銀ティーポット
幅 約22.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行 約14.8cm(最大値)
高さ 約21.5cm (ふたの摘みのトップまで)
容量 約1.1リットル
重さ 約758g
純銀コーヒーポット
幅 約22.2cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行 約15cm(最大値)
高さ 約28.8cm (ふたの摘みのトップまで)
容量 約1.6リットル
重さ 約800g
純銀クリームジャグ
幅 約11cm(注ぎ口からハンドルの端の一番広いところのまで)
奥行 約 9cm
高さ 約15.8cm(ハンドルの一番高いところ)
重さ 約246g
純銀シュガーポット
幅 約19cm(ハンドルの端から端まで)
直径 約9.6cm
奥行 約13cm(最大値)
高さ 約14.5cm(ハンドルの一番高いところ)
重さ 約428g
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)