アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) ジョージアン 1825年 金鍍金 手彫り打ち出し花模様の透かし細工、ブライトカットの輝きが美しい、 シュガーシフタースプーンをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1825年
製作者:George Wintle
メーカーは1787年に登録され、フラットウェアを主に製作していたシルバースミスです。
ジョージアンにぜいたく品であった銀製品に課された税金を支払た認証としてジョージ4世の横顔の刻印がございます。
シュガーシフタースプーンは砂糖をこしてデザートや果物にかけるためのものです。
ヴィクトリア時代には砂糖は塊で売っていたものを石うすでつぶし、粉状にしてから使っていましたが、手作業でやるものなのでどうしても小さな粒が残る場合があったため、デザートや果物に粉状の砂糖を使う場合は、このシュガーシフタースプーンでさらにこしていました。
パンケーキやフレンチトーストなどに均一にお砂糖や粉砂糖をかけるのにもとても重宝します。
ハンドルはシールドと花の彫刻がブライトカットと見られる技法で施されています。
ブライトカットは、真ん中を深く切り込み、アングルをつけて彫ったもので、電灯の無い当時、ろうそくや、オイルランプなどの光を受けてキラキラ光るようになっています。
ボウル部分は丁寧にハンドカットされた透かし細工が施されており、花模様が打ち出し彫刻で立体的に表現されています。
ハンドルもびっくりするほど細かな彫刻が施されていて、ブライトカットも上部と下部では技法を変えています。
テーブルで使うためのものなので、このようにきれいな装飾がされているものが多いです。電灯がなかったこの時代には蠟燭などの弱い光で夜を過ごさなければならなかったため、ブライトカットの銀製品やカットグラスなど光を反射させるものを上手に使ってテーブルを明るく見せたものです。
目立ったキズなどなく、内側のギルティングもきれいに残っているエクセレントコンディション。
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
長さ:約12cm
重さ:約18g
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