アンティークシルバー、アンティーク銀器 ヴィクトリア時代後期のものと思われる、鋳金細工装飾とビーディングのボーダーと繊細なスクロールの手彫り彫刻が素敵なミニサルヴァをご紹介いたします。
メーカーは、ビスケットウォーマーの制作で有名な、Fenton Brothers。1859年創業、1910年まで活動していました。
サルヴァの彫刻の技術は見事で、さすが、細工の細かなビスケットウォーマーを制作を多く取り扱ってきた有名メーカーのお品であると感心いたしました。
ハンドエングレービング(ニードルや彫刻刀による手彫り彫刻)によって細かなスクロール装飾が見事に彫られています。縁周りにはビーディング装飾が施されています。
脚部は当時人気のあった鳥獣の足を模したものです。
ミニサルヴァはワインコースターに使われたりしましたが、執事が玄関口で、来客から、名刺やメッセージを預かって、ご主人様にお渡しするときにも使われたようです。
現代では、ティーポットスタンドとして、またはプレートとして、お菓子や、オードブルを盛ったりするのに使えますね。 ティーストレイナーなど、ティー関連の小物を乗せるのも素敵です。
このサイズのサルヴァはお盆としては使い方が限られてしまいますが、実は一番いろんな事に使える活躍度の高いサイズかと思います。
ほんの少々のスレ、磨きキズ程度のエクセレントコンディション。真ん中の鏡面部分に非常に浅い点々状の凹みキズがありますが、斜めから見るとようやくわかる程度で(写真でご覧になれます)、真上から見るとほとんどわかりません。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が含まれています。
サイズ
直径:約22cm(最大値)
内径:約18cm
高さ:約2.3cm
重さ:約386g