アンティークシルバー、アンティーク銀器、シルバープレート製、ヴィクトリア時代後期に制作されたと思われる、非常に珍しいヴィクトリアンロココ調ののハンドバッグ型のビスケットウォーマーです。
メーカーは Lee & Wilfull ヴィクトリア時代半ばから1968年までの長きにわたって活動した、シェフィールドのシルバースミスです。 純銀器、シルバープレート銀器の両方とも制作していました。
ビスケットウォーマーは貝殻を2枚合わせたような形のものや、筒形のものがありますが、いずれも同じ形のものを真ん中で合わせて、広げるようになっているものがほとんどです。
このビスケットウォーマーは、ハンドバッグのような形で、両サイドの蓋が開くようになっており、そこから、温めるビスケット(現在のスコーンのようなものだと思われています)を入れて、暖炉のそばに置いて温めます。
蓋は片側づつですが、開けた状態でキープできます。
ティーパーティーなどのオーナメントとして、美しく食卓を彩ってくれる美しい、ビスケットウォーマーです。
ハンドルや、スタンド部分の鋳金細工が美しく、このビスケットウォーマを華やかに見せてくれます。
蓋や胴回り部分には、お花と葉模様、スクロールを基調としたヴィクトリアンロココ調のチェイシング(ノミとハンマーによる打ち出し彫刻)と縦溝装飾でエレガントに装飾されています。
深さがあるので、フラワーアレンジメント用の花器としても使えるかと思います。
こちらの商品は純銀のかけ直しをしたばかりのクセレントコンディション。大変小さな(1−2mm程度)部分で純銀が乗らなかった部分が数ヶ所ございますが、アンティーク銀器のかけ直しはどうしてもこのようなことが起こります。
サイドのスタンドはねじ留めになっており、取り外しが出来ますので、お手入れがしやすいかと思います。
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(Youtube表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズ
横幅:約19cm
奥行:約16cm
高さ:約26.3cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ:約1.43kgs