アンティークシルバー、アンティーク銀器、シルバープレート、マッピン&ウェッブ製、ヴィクトリア時代後期ごろのものと思われる、ピアスワーク(透かし細工)が美しいケーキバスケットをご紹介いたします。
職人が手作業で一つ一つ丁寧に切り取ったスクロールのピアスワーク/透かし細工が魅力的なケーキバスケットです。鋳金細工で作られたハンドルのスクロール装飾も美しいです。ハンドルはお好きな位置でで止められます。
ヴィクトリア時代のバスケットとしては小さめで、日本のご家庭でも使いやすいサイズかと思います。
製作者は王室御用達で有名なマッピン&ウェッブ社。バスケットの裏面にTRIPLE DEPOSIT MAPPIN & WEBB PRINCES PLATE LONDON & SHEFFIELD の刻印がございます。
TRIPLE DEPOSIT というのは通常より3倍の厚さで純銀をかけている、という意味で、上質で重厚なニッケルシルバーを使った、マッピン&ウェッブのシルバープレートが耐久性に優れ、非常に高品質であることを表します。
この刻印は1880年代ごろから使われていたようで、シールドに入ったアルファベットが制作年を表すという説が多くの人に信じられておりますが、メーカー側が出している資料がなく、はっきりした制作年はわかりません。しかし、いろいろな資料やお品物の作りを見るとこのお品はヴィクトリア時代後期のものだろうと思っております。
こういう形のバスケットは、フルーツ用のバスケットと思われる方が多いと思うのですが、フルーツは持ち手のないコンポートを使うようです。ケーキバスケットはピクニックなどに使われることが多かったのか、持ち手があります。イギリスでケーキは手でつかんで食べられる焼き菓子のことが多く、このバスケットもそういったものに使われたと思いますが、現代では、もちろん、お好きなようにお使いください。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
こちらの商品の動画をこのページの一番下にアップしておりますので、ぜひご覧ください。(YouTube表示にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
サイズ
長さ:約29cm(最大値)
奥行:約22cm(最大値)
高さ:約7.7cm(ふちの一番高いところ)
高さ:約23.3cm(ハンドルを一番上にあげたときの高さ)
重さ:約616g







