アンティークシルバー、アンティーク銀器、純銀製(925) 1885年制作、変わりカンスタイル、エレガントな葉模様のガーランド ティーポットをご紹介いたします。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1885年
製作者:Aldwickle & Slater 1838年創業、日本ではあまり有名ではありませんが、ロンドンの工房系シルバースミスとして、小さな家族、パートナー同士で数々の美しい純銀器を100年近く製作してきた、シルバースミスです。
このティーポットのスタイルは「カンスタイル」の変形スタイルで、昔のじょうろを模した形で18世紀に非常に人気のあったトラディショナルなスタイルに四隅にひだを取り、エレガントなスタイルにしています。
繊細なエングレービング(彫刻針、彫刻刀による技法)の特徴をうまく使い、エレガントなデザインに仕上げています。上下の縁周りはビーズ装飾で飾られています。裏側のシールドには以前の持ち主のイニシャルが刻印されています。
ひだをとったポットの形や、ポットの蓋の蝶番も、表からは蝶番が見えないよう、内側に蝶番を入れる難しい技法を使っており、このお品が非常に高い技術で作られたことがわかります。
外側は近年になってプロの磨き出しを受けたと思われるエクセレントコンディション。エングレービングを削ってしまわないように軽く磨き出しをしているので、少々のキズ跡はございます。
木製のつまみ、ハンドルは水に強い木材で作られており、ハンドルは経年で木材が少し痩せたため少々横に動きますが、これは、ハンドルから繋がる木材が繋ぎ目部分にも入っており、それをピンで止めているため、内側の木材が少々痩せてくるとピンが少々動くようになります。しかし、ピンはしっかりと止まっているため、まだまだ長い間、問題なくお使いになれます。
内側はかつての茶渋がついておりますが、もちろんきれいに掃除をして茶渋をとってから発送させていただきます。
一応、フルサイズのお品ですが、フルサイズとしては小さめで700ml程度入ります。日本のご家庭で使いやすい大きさかと思います。
こちらの商品の動画もアップしておりますので、ぜひご覧ください。(YouTube画面にてご覧になると、より詳細が見やすいかと思います。)
こちらの商品はイギリスからの追跡付き国際郵送料が無料です。
サイズ
ティーポット
幅:約 25cm(注ぎ口の先からハンドルの一番広いところまで)
奥行:約 11.5cm(最大値)
高さ:約 13.6cm(摘みのトップまで)14cm(ハンドルの一番高いところ)
重さ:約 606g
容量:約0.7ℓ