このお品は9月16日のインスタライブ、またはそのアーカイブをご覧くださった方に特別に早割として9月19日23時59分まで特別割引価格でご提供しております。価格は現在の円高傾向を加味した最安値となっております。期間中、いきなり円安になる場合は、割引を中止させていただく場合がございます。
128000→96,000円
9月16日のインスタライブはこちらからご覧ください。
https://www.instagram.com/the_victorian_tea_room/
アンティークシルバー、アンティーク銀器、特級 純銀製(925) 金鍍金 プリカジュールと呼ばれる、非常に高い技術を要するエナメル（七宝）技法で制作された とても特別な、ティースプーン６点セットをご紹介いたします。
メーカーはノルウェー、オスロのDavid Andersen。 非常に高いプリカジュールの技術を持ったシルバースミス/ジュエラーです。
エナメル細工が得意なメーカーで、世界中の展示会や見本市で数々の賞を受賞しています。
このお品は1900年前後のものだと思っています。
全体的に金鍍金されたスプーンのハンドルにはプリカジュール（フランスで日光を浴びるの意）日本語で「省胎七宝」と呼ばれる非常に高い技術を要し、あらゆるエナメルの中で最も美しいとされているエナメル技法で装飾されています。
プリカジュールの歴史は古く、中世にはその技法があったとされていますが、近年ではアールヌーボー期に人気が復活し、ルネ・ラリックやファベルジェなどの高級宝飾店がこの技法を用いた作品を作っています。このお品のメーカーのDavid Andersen もプリカジュールで有名な
プリカジュールは銀の下地がなく、銀の枠のみによってエナメルを支えるもので、透明のエナメルを通してガラスのように光を当てることができます。光を当てるとステンドグラスのような色鮮やかなデザインが浮かび上がってまいります。
このエナメルはステンドグラスのミニチュアバージョンのようですが、色のついたグラスを鉛の枠にはめ込んでいくステンドグラスと違い、エナメルを流してから裏打ちされた金属を酸で溶かしていく技法は非常に難しく、どんな熟練の職人でも失敗する可能性が高いものです。
さらに、色によって温度を変え熱を加える必要のあるエナメル制作においてこのお品のように7色ものエナメルを用いてることはそのたびに炉に出し入れをして加熱していたわけで、製作に非常に時間がかかったものでした。
状態は、スプーンははほとんど使用されていなかったと見られ、目立つようなキズやエナメルのカケなど見られません。スプーンにはボウルにほんの少々の薄れが、見られる箇所がありますが、よくよく見ないと気が付かないレベルです。非常に状態の良いエクセレントコンディションです。
このスプーンは単なる食器ではなく、真の最高級工芸品です。 金の贅沢な光沢とプリカジュールのエナメルの輝きをぜひ、堪能して下さい。
こちらの商品はイギリスからの追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
長さ：約11.5cm
重さ：約52g(6本)
