アンティークシルバー、アンティーク銀器、ヴィクトリア時代、1880年代ごろ、フリルの入ったカーストワーク(鋳金細工)のボーダー、チェイシングによるお花のブーケとスクロールの彫刻が美しい、オーバル型のケーキバスケットをご紹介いたします。
ハンドルもお花や葡萄のモチーフのカースストワークによる見事な透かし細工です。
メーカーの刻印はなく、PSG = PLATED GERMAN SILVER のマークがあります。これはニッケルシルバーと同じ意味です。シェフィールドのマークが入っており、これは純銀と認定されたもののみにつけられる、シェフィールドのアセイオフィスマークと紛らわしいため、1897年に禁止されたマークです。すなわち、これは1897年以前に作られたことが確実であるということになります。このお品は1880年代ごろに制作されたものだと思います。
ケーキバスケットは生クリームを乗せたようなケーキではなく、パウンドケーキのような手で食べられるケーキを盛って、ティータイムに使ったものです。あまり深くなく、スコーンやパウンドケーキなどの焼き菓子を盛るのにピッタリなバスケットです。もちろん、ブレッドバスケットとしても。
状態:こちらのお品は近年になって純銀のかけなおしをしたと思われる、シルバープレートの剥がれなどない、エクセレントコンディションです。(写真で色合いが違うように見える部分は影が映り込んだもので、実際には色には違いはありません)
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
サイズ
幅:約31.3cm
高さ:約8.5cm(ふちのフリルの一番高いところ) 約6.4cm(フリルの一番低いところ)
高さ:約26.5cm(取っ手を一番上に持ってきたときの高さ)
重さ:約1035g







