1920年から1930年ごろと思われる、打ち出しのお花とスクロールのモチーフが華麗な、シルバープレート ヴィクトリアンロココスタイルティーポットをご紹介いたします。
両面に施されたハンドチェイシング(ノミとハンマーを使った手作業の打ち出し彫刻)がとっても素敵です。ヴィクトリアンロココはヴィクトリア時代中ごろに18世紀のロココがリバイバルしたものですが、こちらのお品はもう少し時代が新しいものと思われます。
メーカーはJohn Turton.1876年創業、もともとはシェフィールドのシルバースミスですが、このお品はバーミンガムで制作されているようです。
全体に施されたお花とスクロールの彫刻、木の実をつまもうとする小鳥の摘み、白鳥を模したハンドル、透かしの入った、美しい彫刻の脚まで、丁寧に形成されています。
こちらのお品はシルバーのかけ直しをおこなっていない、オリジナルコンディションです。全体的には目立つキズなどもなく、とても良いコンディションです。ただ、ふた部分に摘みを回転させたため、と思われる、擦りキズが少々ございます。プレートのロスはございません。
内側はとてもきれいな状態で、多分、一度も使用されなかったのだと思います。
とても華やかで、美しいティーポット。
ぜひこの機会にあなたのコレクションに加えてください。
ティーポット
幅 約27.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
高さ 約17.5cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約779g
誤差がある場合がございます。