ヴィクトリア時中期、1860年代から1880年代ごろのものと思われる、ハンドチェイス(手作業による、ノミとハンマーによる打ち出し彫刻)のスクロールとお花のガーランドのようなデザインの彫刻がとても華やかなシルバープレート、ティーセットをご紹介いたします。
いかにもヴィクトリア時代らしい、ゴージャスなティーセットです。バックグラウンドにマッッティングという、メタルの表面に小さな点々をつけることにより、陰影をつける技術を使っており、チェイシングされたスクロールるなどのモチーフを一層際立たせています。
このころの時代のものは彫刻技術が高いものが多いのですが、こちらのお品はアップの写真を見ていただくとわるかと思いますが、フラットチェイシング(打ち出し彫刻だが、凹凸をあまりつけない技法)ながら、彫刻に躍動感があり、花びらのふくらんだ感じや動きのあるスクロールの感じなど、非常に工芸品としての技術の高いものです。
地金もしっかりした合金を使い、とても重厚なつくりです。ハンドルの断熱材は象牙材です。
メーカーは1864年ごろから1908年まで活躍した、シェフィールドのシルバースミス、
George Travis & Co.
このお品は、最近純銀のかけなおしを終えたばかりです。ポットシュガーポット、ミルクジャグともにアンティーク銀器専門の熟練シルバースミスにより、純銀のかけなおしが済んでいます。ポットの内側も美しいエクセレントコンディションです。
ぜひ、この機会にこの優美なティーセットをあなたのコレクションに加えてください。これからのクリスマス、お正月シーズンにお客様をおもてなしするのにぴったりのポットですし、アンティークのディスプレイとしてもすばらしいものです。
100年以上を経ているアンティーク品です。記載しております状態はアンティークとして、の状態ですので、新品同様にキズのないものをお求めの方は当店のお品はお勧めいたしません。 純銀のかけなおしをおこなっていても、純銀のかかりにくいところがある場合もございます。
こちらの商品はイギリスからの追跡、保険付き航空郵送料が無料です。
サイズ
ティーポット
幅 約25.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行き約12.3cm(最大値)
高さ 約24cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約741g
シュガーポット
幅 約18cm(取っ手の端から端まで)
直径 約9.5cm
奥行き 約12.cm(最大値)
高さ 約16.8cm(取っ手の一番高いところまで)
重さ 約451g
ミルクジャグ
幅 約11.8cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところで)
奥行き 約9cm(最大値)
高さ 約17.9cm(取っ手の一番高いところまで)
重さ 約280g
この商品は実店舗でも同時販売されているもので、行き違いなどにより、販売済みとなってしまう場合がございます。ご了承いただければ幸いです。