英国アンティーク銀器に興味をもっていろいろ集めていると、どうしても、これだけは本当の本物が欲しい、というものが出てきます。
その中の一つが、このティーキャディーではないでしょうか。
現代の暮らしの中では特になくてもよいものなのかもしれませんが、それでも人を引き付けてやまないのは、どうしてなのでしょう。
銀のティーキャディーは、紅茶を保管しておく入れ物ではありますが、どちらかといえば、お客様に見せる要素の強いもので、デコラティブなものが多くあるからでしょうか。
こちらの純銀のティーキャディーは、その中でも大変美しいヴィクトリアンロココデザインのものです。
ティーキャディーはいろいろなデザインのものがありますが、今まで、私は純銀のティーキャディーを長いこと探してきましたが、ここまで、美しい気品のあるヴィクトリアンロココのティーキャディーは見たことがありません。 丁寧にチェイシング(ノミとハンマーを使った、手彫り打ち出し彫刻)されたモチーフはとても上品で、派手すぎる感じは全くしません。重量も304gと、かなりしっかりとした、厚手の純銀を使っています。
工房はSamuel Walton Smith。 バーミンガムのシルバースミスです。ヴィクトリア時代中期から1930年代ごろまで、活躍していたようです。
状態は、目立つキズなどもなく、ガタもございません。 非常に素晴らしいエクセレントコンディションです。
写真で黒っぽく見えるのはカメラの影で、実際には黒いしみなどは一切ございません。
手に入れた瞬間からあなたの宝物になる素晴らしい逸品です。 同じようなティーキャディーは、もうそんなに出てくることもないと思いますので、ぜひこの機会にどうぞ。
この商品はイギリスから保険追跡付の航空郵送料が無料です。
サイズ
幅: 約9.5cm(一番広いところ)
奥行:約9.5cm
高さ:約9.5cm〈縁まで)
高さ:約12cm(ふたの摘みのトップまで)
キャディー開口部 :約5cm四方
重さ304g