ゴージャスなハンドチェイスド(手作業によるノミとハンマーによる打ち出し彫刻)の彫刻が見事なビクトリア時代中期から後期のシルバープレート、ヴィクトリアンロココティーポットをご紹介いたします。
とてもゴージャスで華麗なデザインです。
薔薇などのお花とスクロールで飾られた典型的なビクトリアンロココのデザイン。蓋の縁取りに飾られた鋳金によるモチーフや、全面のチェイシング(ノミとハンマーによる手作業の打ち出し彫刻)、蓋の下の部分のフラットチェイス(凹凸を出さない打ち出し彫刻)、ハンドル部分のエングレービング(削り出し彫刻)とありとあらゆる当時の銀、金属工芸の技術を駆使した、かなり手をかけたお品となっています。
およそ130年から120年程前に作られたお品だと思います。
このお品は近年になって純銀のかけなおしをおこなっており、エクセレントコンディションです。ポットの内側も、プロのシルバースミスによってきれいにしてあります。取っ手の断熱材部分に経年の天然の象牙のやせによるゆるみがほんの少々ございますが、ご使用には問題ない程度と思います。
メーカーはJohn Sherwood & Sons。 1869年創業1909年ごろまで活動していたビクトリア時代のバーミンガムを代表するシルバースミスです。
ぜひ、この機会にこの優美なティーポットをあなたのコレクションに加えてください。お客様をおもてなしするのにぴったりのポットですし、アンティークのディスプレイとしてもすばらしいものです。
純銀のかけ直しをしていても、場所によってはかかりきらないところなどがある場合がございます。あくまでもアンティークのものに修繕をしているとお考えください。
サイズ
幅 約25cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行き約17cm(最大値)
高さ 約18cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約776g