ヴィクトリア時代、中期から後期のとってもエレガントなトーストラックをご紹介いたします。
メーカーズマークはHenry Hodson Plante バーミンガムで1850年代に創業した、老舗です。
シンプルながらとても上品なスクロールのエンガーヴメントでデコレートされたオーバルのベースに、トーストラックが、当時の特徴である、ねじ留めされています。もちろん、このねじも手作りです。
ポリッシュの際は、分解して掃除できるわけですね。
コンディション:近年になって純銀のかけなおしが行なわれていますので、ほんの少々のスクラッチがかけなおした銀の下に見える程度のエクセレントコンディションです。
ただ、ひとつの脚が若干浮いて(3mm程度)少々ガタがございますのでお値段に反映させていただきました。
トーストラックの間隔が約1.5cm程度ですので、8枚切りのトーストがぎりぎり入るかな、という感じです。イギリスでは日本でいう、サンドイッチ用の厚さが通常のトーストの厚さですので、これで、十分ゆったりなんですね。
日本では、トーストラックとしての使い方のほかに、レターラックや、ナプキンホルダーとしてもお使いになれるか、と思います。
英国のトーストラックはループのみの、シンプルなものが多く、こういうデザインのものはなかなか見つかりません。
ぜひ、この機会にあなたのコレクションに加えてください。
サイズ
幅 約21.3cm
奥行き(最大幅) 約13.2cm
高さ 約17cm
重さ 約476g