ヴィクトリア時代初期から中期のものと思われる、とても繊細な透かし細工がエレガントなトーストラックをご紹介いたします。
工房はJohn Harrison。1883年から活動していたシェフィールドの工房で、シェフィールドで、一番最初にエレクトロプレートを始めた工房だといわれています。このお品はNorfolk Works という工房名で作られた時代のもので、1843年から1865年の間に作られたものと思われます。
このお品は最近になって純銀をかけなおしたばかり。
はるかかなた昔にワイヤーの一つと、脚部、透かしの一部を接ぎなおした跡がありますが、跡が見えるのは裏側で、表からは目立ちません。
1つの脚部の本体接続部分の近くの目立たない部分にシルバーがかかりきらなかった部分が少々ございます。2mmほど一つの脚が浮くガタがございます。
また、ハンドルがちょっとかしいでいますが、これは制作当時からのものと思われます。手作り時代の証ですね。
170年前後を経たとは思われない、アンティークとしてとても良い状態です。
日本の厚切りトーストにはちょっと幅が狭いですが、8枚切り、サンドイッチ用の薄いパンに適しています。
ナプキンホルダーやレターラックとして使っても素敵です。
サイズ
幅 約17cm(最大値)
奥行 約9.2cm (最大値)
高さ 約約14.5cm
ワイヤー幅 約2cm
重さ:273g
こちらのお品はイギリスからの保険追跡付航空郵送料が1000円となります。