ゴージャスなハンドチェイスド(手作業によるノミとハンマーによる打ち出し彫刻)の彫刻が見事なビクトリア時代中期から後期のシルバープレート、ヴィクトリアンロココティーポットをご紹介いたします。
お花や当時は手に入りにくかっただろう果物などとスクロールで飾られた典型的なビクトリアンロココの洋ナシシェイプとデザイン。蓋のにもフラットチェイス(凹凸をつけない打ち出し彫刻)で花や葉などの彫刻が丁寧に彫られています。お花の摘みがとてもかわいらしい逸品です。
しっかりしたニッケルシルバーで作られており、重厚な作りです。
シェイプや作り方などからおよそ130年から120年程前に作られたお品だと思います。
このお品は近年になって純銀のかけなおしをおこなっており、エクセレントコンディションです。ポットの内側は少々のシミが残っておりますものの、とても清潔に掃除してあります。蓋の蝶番には経年による若干のゆるみがありますが、蝶番はしっかりはまっており、取れる心配はありません。ハンドルにはゆるみはございません。
ハンドルに経年のため、少々のへこみ、キズあとがありますが、かけなおした銀できれいにカバーされています。
メーカーの刻印は小さなXがあるのですが、どのシルバースミスのものか確認が取れませんでした。
ぜひ、この機会にこの優美なティーポットをあなたのコレクションに加えてください。お客様をおもてなしするのにぴったりのポットですし、アンティークのディスプレイとしてもすばらしいものです。
純銀のかけ直しをしていても、場所によってはかかりきらないところなどがある場合がございます。あくまでもアンティークのものに修繕をしているとお考えください。
サイズ
幅 約26.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行き約19cm(最大値)
高さ 約19cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.3リットル
重さ 約847g