訳ありのバッチェラーサイズ コーヒーポットのご紹介です。
これは純銀のかけなおしを試みたものの、何かのケミカルリアクションをおこして、シミが出てしまったものです。彫刻部分は大丈夫なのですが、鏡面部分に一段階暗いシミが出てしまっております。
コーヒーポットのバッチェラーサイズがとても珍しいこともありますが、あまりに形がかわいらしくて気に入っておりましたのと、鏡面部分の広範囲にシミが出てしまっていますが、そこまで目立つものではなく、シミの部分が一段階暗く見える、という感じですので、価格を大幅に下げてご紹介することにしました。(鏡面部分には常にほかの色が映し出されていますので、白の中にシミがある、という感じにはなりません。)
形を気に入っていただけて、アンティークなので、そこまで完璧でなくても普段使いならかまわない、と思っていただける方にお勧めです。
もし、これがシミのない状態で仕上がってきたら28000円程度の販売価格になっていたと思いますので、かなりお得な値段設定とさせていただいております。
メーカーは、ヴィクトリア時代を代表するシルバースミスの一つ、Atkin Brothers。当時、星の数ほどあったシルバースミスの中でも別格のメーカーです。
摘みは象牙、断熱材はエボニーなどの非常に水に強い固い木を使っているもようです。
断熱材が経年のため、若干縮んだため、ハンドルに若干のゆるみがあります。
まだまだ長く使える状態かと思います。
小さいながら、700ml程度は入りますので、2-3人のお客様にも十分対応できます。
サイズ
幅:約14.5cm(注ぎ口からハンドルの端まで)
奥行:約12cm(最大値)
高さ:約15.8cm
こちらの商品はイギリスからの追跡、保険付き航空郵送料が1000円となります。