ゴージャスなハンドチェイスド(手作業によるノミとハンマーによる打ち出し彫刻)の彫刻が見事なビクトリア時代後期のシルバープレート、ティーポットをご紹介いたします。
とてもゴージャスで華麗なお花とスクロールのデザインです。とてもしっかりした美しいチェイシング彫刻が注ぎ口の先まであしらわれており、丁寧な仕事になっています。また、ふちの内側にはヒンジのカバーがつけられたり、ボーダーのフリルには2箇所小さな穴があけられ、熱が伝わり過ぎない工夫もされていて、隅々まで、メーカーの気配りが感じられます。ハンドルと摘みは黒檀です。しっかりした合金を使い、とても重厚なつくりです。
それもそのはず、このメーカーはJames Deakin。 このお店でも何回かご紹介させていただいている、1865年創業の老舗です。
およそ120年程前に作られたお品だと思います。
このお品は近年になって純銀のかけなおしをおこなっており、エクセレントコンディションです。ポットの内側も、ほんの少々のしみは残っていますが、それ以外にはとてもきれいにプロのシルバースミスによってきれいにしてあります。
ぜひ、この機会にこの優美なティーポットをあなたのコレクションに加えてください。お客様をおもてなしするのにぴったりのポットですし、アンティークのディスプレイとしてもすばらしいものです。
純銀のかけ直しをしていても、場所によってはかかりきらないところなどがある場合がございます。あくまでもアンティークのものに修繕をしているとお考えください。
サイズ
幅 約28.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
奥行き約13.5cm(最大値)
高さ 約27.5cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約880g