ビーズ細工のエッジにスクロースの透かしボーダー、盆面の手彫り切り出し彫刻が美しいサルヴァをご紹介いたします。
スクロールの透かしボーダーはそれだけで珍しくとても美しいものですが、盆面にも華美になりすぎないスクロールの切り出し手彫り彫刻で飾られ、鏡面仕上げの美しさを強調しています。
エッジはビーズ細工で飾られ、フリルで躍動感のあるボーダーとなっています。
真ん中に彫刻されている鶏は家紋で、貴族、またはかなりのお金持ちのうちからでてきたものであることをうかがわせます。
メーカーはそれに見合うように、王室御用達でで有名な貴金属宝石店 ガラード。1920から30年代くらいのものだと思います。
オリジナルのコンディションですが、盆面のトップに3mm程度のプレートのロスがある以外はとても美しい状態を保っています。鏡面仕上げも少々の磨きキズ、スレはございますが、美しい鏡面状態を保っています。
写真に写っているクリーム色っぽいものは天井のランプが映り込んでしまったものです。黒っぽいものはカメラです。
裏は磨きキズによる曇り、少々のシミがありますがプレートのロスはございません。
フリルがあるためボーダーが均一に見えず、曲がっているように見えますが、実際にはきれいな円形です。
大きさは一般的なティーセットが余裕で乗る大きめサイズです。
めったに見ることのない美しいデザインのサルヴァですので、ぜひこの機会にどうぞ。
サイズ
直径:約36.5cm
ボーダー内側直径:約30cm
高さ:約3cm(フリルの一番高いところ)
重さ:約1.2kg
サルヴァ以外のものは商品に含まれません。