1920年から1930年ごろと思われる、打ち出しのお花とスクロールのモチーフが華麗な、シルバープレート ヴィクトリアンロココスタイルティーセットをご紹介いたします。
両面に施されたハンドチェイシング(ノミとハンマーを使った手作業の打ち出し彫刻)がとっても素敵です。ヴィクトリアンロココはヴィクトリア時代中ごろに18世紀のロココがリバイバルしたものですが、こちらのお品はヴィクトリア時代のものと比べるとシュガーポットも小さく、もう少し時代が新しいものと思われます。メーカーの刻印はございません。
全体に施されたお花とスクロールの彫刻、木の実をつまもうとする小鳥の摘み、白鳥を模したハンドル、透かしの入った、美しい彫刻の脚まで、丁寧に形成されています。
こちらのお品はシルバーのかけ直しをおこなっていない、オリジナルコンディションです。全体的には目立つキズなどもなく、とても良いコンディションです。ただ、普段目に付く場所ではございませんが、蓋の内側(9mm程度)、ポットの裏側(8mm程度)に、プレートのロスを伴うキズがございます。補修により多少目立たなくなっています。
また、ポットとクリーマーの内側に若干のプレートロスがございます。ポット、ミルクジャグの内部はとてもきれいに掃除してありますので、ご使用には問題ございません。これらのことを踏まえまして、お値段に反映させていただいておりますが、ご希望でしたら、リプレート(純銀のかけなおし)をセットで、10000円の追加で承ります。ご注文の際に備考欄よりお申し込みください。
リプレートはほとんどのキズやプレートのロスをカバーし、銀製品に美しいつやを与えてくれますが、キズの深さによってはカバーしきれない場合もございます。また、若干色合いが変わる場合がございます。
お客様をお招きしてのティータイムにぴったりの華やかなティーセットです。
ぜひこの機会にあなたのコレクションに加えてください。
ティーポット
幅 約28.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
高さ 約16.5cm(蓋のつまみのトップまで)
容量 約1.2リットル
重さ 約777g
シュガーポット
幅 約17cm(取っ手の端から端まで)
高さ 約8.7cm
開口部直径 約10cm
重さ 約330g
クリーマー
幅 約12.5cm(注ぎ口から取っ手の一番広いところまで)
高さ 約13.5cm(ハンドルの一番高いところまで)
重さ 約258g
誤差がある場合がございます。