ヴィクトリア時代、ナイフとフォークに施された、ロカイユ装飾の透かし細工が美しい、大変エレガントなサービング用ナイフとフォークのセットをご紹介いたします。
美しいスクロールの透かし細工に手彫りの彫刻で装飾されています。ハンドル部分は象牙です。
メーカーは、James Dixson & Sons シェフィールドを代表する、1806年創業と、非常に長い歴史を持ったシルバースミスです。 こちらのお品は1870年から90年ごろのお品だと思います。
こちらのお品は、オリジナルの状態だと思われますが、使用頻度は低かったと見えてプレートのはがれもなく、擦りキズ程度のベリーグッドコンディション。象牙のハンドルはアンティークの象牙によく見られる亀裂が入っていますが、全くゆるみなどなく、しっかりとついております。長い間この状態だったとみられ、ご使用には問題ないとみられますが、このことを踏まえたお値段設定とさせていただいております。
もともとは大きなフィッシュを取り分けてサーブするためのナイフとフォークですが(ダウントンアビーでもおなじみですが、大皿から取り分けるのはゲストが個々にやります)、オードブルなどを取り分けたり、ケーキなどのサービングに使っても素敵です。
こちらのお品は共箱が付いていますが、状態はよくありません。蓋と本体が外れてしまい、かなり昔に革テープで補修したものも取れてしまっています。オリジナルの箱ですので、保存箱としては使えると思います。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が1000円となります。
サイズ
ナイフ
長さ:約32cm
重さ:約152g
フォーク
長さ:約25cm
重さ:約104g