ヴィクトリアンロココを代表する、ルイスタイルのティーポットをご紹介いたします。
イギリスのテレビドラマ、ダウントンアビーのグランサム伯爵のお母様バイオレット夫人がティータイムをなさるときにも使われているタイプの典型的なヴィクトリアンロココのティーポット。イギリスではこのスタイルをルイスタイルと呼びます。フランスのルイ王朝から来たものです。
スクロールに薔薇と花葉の手彫りチェイシング* 白鳥の羽根を模したハンドル、鳥獣を模した注ぎ口のベースにはギリシャ神話の神様と思われる装飾があり、典型的なルイスタイルのデザインとなっています。
どの部分もディーテイルが細かく、芸術性の高い逸品です。脚部も透かしがたっぷり入った素敵なものです。
メーカーの刻印はなく、EPNSの刻印のみですが、ディーテイルの細かさ、丁寧さ、また、シュガーポットの大きさなどからヴィクトリア時代中期のものだと思っております。
純銀のかけなおしから、戻ってきたばかりのエクセレントコンディション。ハンドルにほんの少々ゆるみがございますが、これは断熱材の象牙が経年でやせてきたためにおこるもので、ハンドルが取れかかっているわけではありません。100年以上経てこの程度のゆるみでしたら、まだまだ長いこと問題なくお使いになれます。
内側は、古いものの場合、状態によってはきれいにかからないことも多いのですが、このお品の場合、とてもきれいにかけなおしできております。
漏れテスト済み(熱湯を入れて24時間置き、漏れがないかどうか調べています)
サイズ
ティーポット
横幅:約26.5cm(注ぎ口の端からハンドルの端まで)
奥行:約16.5cm
口径:約8.5cm
高さ:約21.5cm(摘みのトップまで)
重量:約776ℊ
容量:約1.2ℓ
商品に含まれるものはティーポットのみです。その他のものは商品には含まれません。
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。