ヴィクトリア時代、ロココ風、ぶどうのモチーフと花と葉のモチーフをループでつないだすかし細工がとても美しい、ブルーミルクグラスのシュガーバスケットをご紹介いたします。
このお品はメーカーズマーク等の刻印はございませんが、ヴィクトリア時代中期のものだと思っています。こちらのお品はカーストという、鋳金細工で造られたものです。
鋳金細工、というと、なあんだ、鋳型に入れたやつか、と思われる方も多いと思いますが、延ばした板を細工するものよりもこちらのほうがずっと技術的に高いものなのだそうです。重量もバスケットのみで378gあり、しっかりした手ごたえがあります。
ミルクグラス(イギリスではオーパリングラスといいます)は元をたどれは16世紀のベネチアングラスから来たものですが、イギリスでは18世紀ごろからブリストルなどで、白いミルクグラスが作られていました。 亜鉛などの乳濁剤をガラスの原料の混ぜるため乳白色になりますが、色ガラスの原料に混ぜるととても優しい色合いになります。こちらのグラスはヴィクトリア時代のオリジナルのものだと思われています。
コンディション:近年になって、純銀をかけなおした、エクセレントコンディションです。
ミルクグラスも割れ、カケ、ヒビなど一切ない、素晴らしいエクセレントコンディション。
このレベルの銀細工に出会えると本当にうれしくなります。ぜひ、この美しいバスケットをあなたのコレクションに加えてください。到着したその日から、あなたの特別な銀器になると思います。
もともとはシュガーバスケットですが、ヴィクトリア時代のもののため、大きめですので、チョコレートや、クッキーなどを入れて、お客様にお出ししても素敵かと思います。
サイズ
直径: 約12.5cm
高さ:約10cm
ミルクグラス
直径:約11.5cm
高さ:約7cm
重さ:約642ℊ
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
グラスの直径:約12.5cm
グラスの高さ: 約5.5cm
重さ約656g