ヴィクトリア時代後期のものと思われる、ロココ調スクロールのハンドチェイス（ノミとハンマーによる手作業の打ち出し彫刻）の彫刻が美しい、ティーポットをご紹介いたします。
人気の洋ナシ型のティーポットはロココ調のスクロールや葉などのチェイシングで彫刻されています。ハンドルは白鳥の羽根を模したとてもエレガントなスタイルに断熱材として象牙のリングがはめられています。スパウト部分も美しく装飾されています。
蓋にはふくらみを出さないフラットチェイシングと呼ばれる打ち出し彫刻でスクロールが彫刻され、真ん中の摘みはお花の蕾です。脚もロココ調のスクロールの猫脚でとても華やかなポットです。
こちらのお品つい最近純銀のかけ直しから戻ってきたばかりのエクセレントコンディション。
ポットの内側もとてもきれいです。写真ではハンドル部分、下の象牙リングを支える金具がとれていますが、その後修理をして金具をはめ込みました。アンティークの銀器にありがちなハンドルのゆるみもなく、ヴィクトリア時代後期のお品としては素晴らしいコンディションかと思います。真ん中部分に３mm程度の浅いへこみがございます。
サイズ
幅：約26cm（ポットの注ぎ口からハンドルの一番広いところまで）
奥行：約15cm（最大値）
口径：約8.7cm
高さ：約20cm（摘みまで）
重さ：約716ｇ
容量：約1.２リットル
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
商品はティーポットのみです。その他の写真に写っているものは大きさの比較にためで、商品には含まれません。
