1891年、王室御用達で有名なロイヤルウスターのブッシュアイボリーのミルクジャグをご紹介いたします。
ブラッシュアイボリーは1890年代前後に制作された、フランスのアールヌーボーの影響が色濃いデザインの陶磁器です。
当時、ヨーロッパではアールヌーボー、アーツアンドクラフツなど、新しい芸術の動きが出てきたころで、ロイヤルウスターのブラッシュアイボリーはフランスのアールヌーボーの影響を非常に強く受けています。 自然の素材である象牙、木、竹、土、を模した色の陶磁器に、可憐な手描きの草花を配したブラッシュアイボリーは、当時の上流階級の人々に絶大な人気を博しました。
こちらの商品は当時、デザイン登録をしており、その番号から1891年に作られたことがわかっています。
状態：割れ、カケ、ヒビは全くございません。ハンドルの金彩を濃い金色にするために下地に朱色を使っていますが、小さな部分で金彩のはがれがあり、朱色の部分がが露出している部分がございますがこのブラッシュアイボリーでは普通のことで、厳密には一般的な金彩のはがれとは区別しています。 119年を経たアンティークとは思えない、エクセレントコンディションです。制作時のペイントの飛びが、点のようにボディー部分に数か所ございます。
サイズ
幅：約12cm（ボディーの一番広いところから取っ手の一番広いところまで）
奥行：約10cm
ベース直径：約5.7cm
こちらの商品はイギリスからの追跡付航空郵送料が無料です。
こちらの商品はロンドンに店舗を持つアンティークショップとの合同販売です。店舗でも売っているものですので、行き違いで、売れ切れとなっている場合がございます。
ご了承いただければ幸いです
