1900年ごろのものと思われるスクロールとお花のハンドチェイシング*、鋳金細工で丁寧に作られた葉模様の縁どりが素敵なティーセットをご紹介いたします。
ハンドチェイシングの彫刻の技術や、鋳金細工とその溶接技術も見事なもので、おそらくヴィクトリア時代後半のものと思われますが、メーカーの刻印がございません。
たまに、メーカーがどこかの百貨店などに卸す場合は、有名メーカーのものでもメーカーの刻印を入れない場合があります。
ボディーはハンドチェイシング、縁周り、スパウトの装飾はカースト&アプライという、鋳金細工を溶接したものです。フットはトラディショナルな縁かざり、ガドルーン装飾で飾られています。
状態:純銀のかけ直しから戻ってきたばかりのエクセレントコンディション。内側もとてもきれいです。
クリームジャグのハンドルのカーストにほんの少々浮きが見られるものがありますが、制作当時からのものだと思われ、その部分以外はしっかりと溶接されており、ご使用への支障、将来的に取れてしまうような心配は一切ございません。
サイズ
ティーポット
幅:約28cm(注ぎ口からハンドルの一番広いところ)
縁の直径:約15.5cm
口径:7.8cm
高さ:約15cm(摘みのトップまで)約10cm(縁まで)
重さ:約852g
容量:約
シュガーポット
幅:約20.5cm
口径:約10.8cm
高さ:約10.5cm(ハンドルの一番トップまで) 約8cm(縁まで)
重さ:約401g
クリームジャグ
幅:約17.5cm(注ぎ口からハンドルの一番広いところ)
縁の直径:約10.6cm
口径:約7.2cm
高さ:約10cm(ハンドルの一番トップまで) 約7.5cm(縁まで)
重さ:約280g