ヴィクトリア時代中期から後期のものと思われる、手彫り（エングレービング彫刻）の装飾が素晴らしい、サービングセットをご紹介いたします。
メーカーは、当店でも何回かご紹介しております、Martin, Hall & Co.
ヴィクトリア時代を代表するシルバースミスの一つですが、個人的にはヴィクトリア時代のシルバースミスの中では彫刻などの装飾技術、デザインの美しさではトップレベルに君臨するシルバースミスだと思っております。
こちらのお品もエングレービング彫刻で丁寧に装飾されたブレード、ロカイユ装飾されたハンドルともにほかのシルバースミスとは一線を画しているのがお分かりいただけるかと思います。
こちらのお品はメーカーズマークの字体によりヴィクトリア時代中期から後期に作られたものだということがわかっております。
状態：恐らくオリジナルの状態だと思いますが、使用回数は少なかったようです。多少の使用キズ、磨きキズはございますものの、プレートのはがれにつながるようなキズや目立つキズはございません。 ナイフは刃のエッジに何かに打ち付けたような1mmほどのキズが3か所ございますが、目立つものではございません。
おそらく120年から150年近くは経っているお品と思われますが、共箱の状態も素晴らしく（当時にカトラリーを包んでいたと思われる薄紙まできれいな状態でついています。）
アンティークとしてのエクセレントコンディションです。
サイズ
サーヴィングナイフ
長さ：約29cm
重さ：約150ｇ
サーヴィングフォーク
長さ：約23cm
重さ：約103ｇ
