純銀製(925)1876年、王室御用達 エルキントンの素晴らしいジャポニズムのカップをご紹介させていただきます。
アセイオフィス:ロンドン
制作年:1876年
製作者:Frederick Elkington
エルキントンは1840年代に現代でもなお、銀メッキ製法として使われている、エレクトロプレートの製法を発明したシルバースミスです。
しかし、当時から非常に高い技術を持っていることで有名だったエルキントンは純銀の貴族、お金持ち用の銀器も数多く手掛けておりました。
このカップはそういった銀器の一つで、ご贈答用だったのでしょう、革張り、内側はシルクとベルベットで張られた、とても素敵なケースに入っています。
彫刻部分が純金でギルド(メッキ)されており、この技法をパーセルギルドと呼びます。バックグラウンドを鏡面にせず、マットな仕上がりにし、彫刻部分がさらに引き立つようにギルディングしてあります。
カップの内側全体にもギルディングしてあります。
ハンドルはとてもクラシカルでエレガントなハンドルに上からだんだん小さいビーズがつけられています。
とても手の込んだ、ずっと見とれてしまいそうな美しいカップです。
目立つようなキズはなく、ギルディングのはがれもありません。おそらくほとんど未使用のものだと思われます。
こちらの商品はイギリスからの保険追跡付き航空郵送料が無料です。
サイズ
直径:約6cm
高さ:約12.4cm
重さ:185g